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自局の設定とログの確認
自局のコールサインとメールアドレスを設定ファイルに書き、スクリプトが HAMLOG の交信記録を正しく読めるかを確かめます。
settings.ini を書く
C:\dxcc-pilot\settings.ini を右クリックし、「プログラムから開く」→「メモ帳」で開きます。「<>」の部分を、ご自分の値に書き換えます。
[station] my_call = JA1ABC mail_from = ja1abc.dxcc@gmail.com mail_to = 受信用のアドレス my_grid = PM85 lotw_user = lotw_cert_start = [sites] home = 自宅
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
my_call | 自局のコールサイン。交信済みの判定には、ここに書いたコールでの交信だけを数えます。 |
mail_from | 通知を送るGmailのアドレス(画面4で作るもの)。先に決めておいて構いません。 |
mail_to | 通知を受け取るアドレス。送信用とは別のアドレスにします。 |
my_grid | 自局のグリッドロケータ(4桁か6桁)。書くと、通知にアンテナを向ける目安の方位が付きます。空けておいても動きます。 |
lotw_user | LoTW を使う方だけ(画面6で説明します)。今は空けておきます。 |
[sites] | このPCの名前。通知メールの件名に入ります。1台だけなら、このままで構いません。 |
保存するときは「名前を付けて保存」で、下の「エンコード」が UTF-8 になっていることを確かめます(Windows 11 のメモ帳は、通常 UTF-8 で保存されます)。パスワードはこのファイルには書きません。
複数のコールサインの交信を合算するとき
以前のコールサインや移動運用のコールでの交信も合算する場合は、my_call = JA1ABC, JA1ABC/1 のようにカンマで区切って並べます。ARRL の DXCC では、本人が免許を受けたコールで、同じエンティティ(日本)から運用した交信を合算できます。他局の設備でその局のコールを使った運用(ゲスト運用)は、本人の実績になりません。ご自身の状況は、ARRL の最新の DXCC ルールで確かめてください。
HAMLOG の備考に %GestOP: の記録がある交信や、送信したコールサイン($C=)が自局と違う交信は、ゲスト運用として交信済みに数えません。
HAMLOG の交信記録が読めるか確かめる
コマンドプロンプトで、次の2行を順に実行します。2行目の HAMLOG のデータファイルの場所は、ご自分の環境に合わせて書き換えてください。
cd /d C:\dxcc-pilot python hamlog_reader.py "C:\Hamlog\HAMLOG.hdb"
次のように、件数と期間が表示されます(数字は例です)。交信の中身は表示しません。
自局のコールサイン: JA1ABC
読み込んだ交信: 10215件(自局 10170件、ゲスト運用など 45件)
期間(UTC): 2003-09-06 〜 2026-12-20
記録の時刻: {'JST': 6120, 'UTC': 4095}
...
点検: {'date_unknown': 3, 'deleted': 12, 'bad_band': 5}- 読み込んだ交信の件数が、HAMLOG に記録されている交信の数とほぼ合うことを確かめます(HAMLOG で削除した記録は数えません)。
- 期間が、最初の交信から最近の交信までになっていることを確かめます。
- bad_band は、周波数の欄からバンドを判定できなかった件数です。入力の誤りがあると数が増えます。数件なら、そのまま進めて構いません。
件数が大きく違うとき
HAMLOG のデータファイルの読み方は、公式の仕様ではなく、筆者の局のデータで確かめたものです。件数や期間が大きく違う場合は、この先へ進まず、表示された内容を添えてお問い合わせください(画面6)。
ADIF形式のログを使う場合
HAMLOG を使っていない場合や、ほかのソフトの交信も合わせたい場合は、ADIF形式のファイル(拡張子 .adi)を C:\dxcc-pilot\logs に置きます。HAMLOG と両方ある場合は、同じ交信を1件として合わせて判定します。
ここまでの確認
settings.iniに自局のコールサインと2つのメールアドレスを書き、UTF-8 で保存した。hamlog_reader.pyの件数と期間が、HAMLOG の記録とほぼ合っている。