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全体像と準備するもの

FT8で、バンドごとに未交信のDXCCエンティティが聞こえたときだけ、スマートフォンにメールで知らせる仕組みです。シャックを離れていても、寝ている間でも、必要なときだけ知らせてくれます。この6つの画面で、ご自分の局に構築する手順を順に説明します。

どのように動くのか

SDR または無線機受信 WSJT-XFT8のデコード UDPマルチキャスト JTAlert画面表示・交信の記録 dxcc_notify.py判定・通知 Gmail スマートフォン Turbo HAMLOG 交信記録を読む
受信した局が、そのバンドで未交信のエンティティなら、通知スクリプトがメールを送ります。

WSJT-Xのデコード結果を、JTAlertと通知スクリプト(dxcc_notify.py)が同時に受け取ります。スクリプトは、Turbo HAMLOGの交信記録と照らし合わせ、そのバンドで未交信のエンティティのときだけGmailからメールを送ります。交信をHAMLOGに記録すると、スクリプトが記録を読み直し、そのエンティティの通知は自動的に止まります。

通知メールの例。80mでモントセラトのVP2MAAを受信したことを知らせ、SNR、受信時刻、受信メッセージ、宇宙天気、このエンティティの交信記録を示している。
通知メールの例(筆者の局)。受信した局と信号の強さ、受信時の宇宙天気、そのエンティティのバンドごとの交信記録が載ります。

準備するもの

プログラミングの経験は要りません。コマンドは、この画面のものをコピーして貼り付ければ動くようにしてあります。画面ごとに区切りがあるので、何回かに分けて進めても大丈夫です。

このシステムの位置づけ

これは聞き逃しを防ぐための補助です。通知を受けて応答するかどうかは、必ず運用者自身が判断してください。無人で自動的に交信するものではありません。

ここまでの確認

  • WSJT-X と JTAlert で、FT8のデコードが表示できている。
  • Turbo HAMLOG のデータファイル(Hamlog.hdb)の場所がわかる。
  • 通知の受け取りに使うスマートフォンとメールアドレスが決まっている。